「ストーリーは、言語を超える!」

「ストーリーは、言語を超える!」
(文章を書くことについて⑤)

コピーライターをやっていると、不安になることがあります。それがあまりにドメスティック・プロダクト(国産)的だからです。

コピーライティングは、言語の微妙なニュアンス、文化、歴史など、自国との深い関わりが求められる仕事です。「やばい!ビジネスがグローバル化したら、日本育ちのコピーライターは生きていけるのだろうか?」と、不安にもなります。

そんな僕の心配ゴトをひとつ解決してれたのが、facebookでも広まった、ブータン国王のスピーチです。被災地を訪れた後で国会に立ち、口にした、とてもパーソナルで気持ちのこもった言葉が、多くの日本人の心を動かし、勇気をくれました。

「いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。…しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民です。」

僕自身がこのスピーチで胸が高鳴って、思ったのは「ストーリーは言語を超えるんだ。」ということ。ブータン国王のスピーチは、通訳つきビデオと日本語訳として、瞬く間に広まった。言語も、人種も、国境も超える力を、ストーリーは持つことができるんだ!と気づかせてくれました。

それにしても普段、形式ばった言葉が多い国会で、ブータン国王の「ひとりの若者として、ここに立っております」という個人的・固有的な言葉が、とても際立っていたように思うのです。
日本の政治にも、もうすこしそのストーリーの力が必要な気がします。

それでは!

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