フェンスを外す人、考える人。

「なぜフェンスが建てられたのかわかるまで、決してフェンスをとりはずしてはならない 」

すごく好きな話でなのでご紹介。ブログより抜粋させてもらいました。

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イギリスのチェスタートンという批評家の名言に好きな言葉がある。「なぜフェンスが建てられたのかわかるまで、決してフェンスをとりはずしてはならない 」

高級クラブなどに行くと気づくのは、そこにある灰皿が極端に小さいことだ。小さな灰皿は、一本でもたばこを吸えばいっぱいになってしまう。そうすると、スタッフが灰皿を新しいものに替える。そうするとことで、客への細やかなサービスを演出できるし、スタッフに自然と客へ細かく注目させることを可能にしている。

無粋な人は、フェンスがなぜ建てられたかを考えない。

高級クラブのマネージャーが無粋な人であったなら、客の灰皿がいっぱいになっているのを見て、「もっと灰皿を大きくしなければならない」と思うだろう。彼は、なぜ灰皿が小さくされているのか気づくことがない。……
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最近、これに近い話があって、銀行のATMで僕は怒ったのです。

カードいれて、お金おろそうとして間違えて“振り込み”を押した。ひとつ前の画面に戻ろうとしたら「最初からやり直してください」になって、カードを入れ直すことになったわけです。
おかしい!プログラム的にはやりなおす必要ないだろう!なんて面倒なんだ!と怒ったわけです。(もちろんココロの中で。狭いココロです。)

で、あとで友だちに聞いたら「あれは振り込め詐欺とか、そういう悪戯を減らすためにあるんだ」というわけです。なるほど。
僕はかなり「無粋な人」になっていました。フェンスをすぐに外そうとした。

こういうことって、きっとたくさんあるんですよね。

◆大型の断裁機には、右左両方に動作ボタンがあり同時に押さないと動かない。それは絶対に手を挟むことがないようにするため。
◆よくあるゼリーの蓋が固くて開けづらい。それは子どもが一人では食べられないようにするため

きっといろんな業界のいろんなところにフェンスが立っているんだろうなと思います。

みなさんは、何かフェンス思いつきますか?
外そうとしてしまったことはありませんか?笑

社会のいろんなところにある粋なアイデアに目を凝らして、いつか粋なフェンスを創る側になりたいと思うのです。では!

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